超 高 速 ! 巡 礼

 平成27年5月に海外旅行のエミレーツ航空 関西空港からドバイへの飛行機の中で「超高速 ! 参勤交代」、平成28年12月に「超高速 ! 参勤交代 リターンズ」を退屈しのぎに楽しく見させていただきました。

 四国の八十八か所巡礼に行きましたが、この時、先達さんの輪袈裟に橙色輪袈裟巻きをされていて大先達と書いてあった方のお話を聞いてください。

 この方の行動が何か変なので見ていたら、今流行りの「超高速 ! 参勤交代」を思い出して笑えて来ましたので書いてみました。

 なぜなら、この大先達様の連れている巡礼者が居ない、朱色の錫杖も持っていない、持っているのは、首に巻いた橙色輪袈裟巻きの先達用輪袈裟のみでせこせこ行動していて、所謂、挙動不審者に見えたので、どのように行動するか細かく観察していると、本堂、大師堂共に、ローソクは持っていない様子、風に負けそうになりながら線香立の前で一心不乱にライターで線香に火を付けている、付けた後どうするのか見ていると、線香立のところに線香を立てたと思ったら「エイサ! コラサ! すたこらサッサ!」お経もあげずサッサと納経所へ走っていくこのような「超高速 ! 巡礼」もあるのだと思って感心しました。

 普通の巡礼者でお経もたどたどしくスタンプラリーに近い人はたまに見ますけれども、先達では見たことがありません。

 普通一周、7日から10日かかる「四国の八十八か所巡礼」も「超高速 ! 巡礼」であれば3日・4日間も有れば回ることができ、経費の節減も出来るでしょう。

 大先達の「超高速 ! 巡礼」をしている方は、何を念じて、何を思って巡礼をしているのでしょうか ?

 この様な「超高速 ! 巡礼」するならば、橙色の大先達輪袈裟をわざわざしなくて、外して巡礼した方が良いと思うのは私だけでしょうか。

 「超高速 ! 巡礼」ですので、ご家老考案の巡礼者の目をごまかし、この紋所が見えないかと、納経を早くしてもらうための方策か、お金がないので宿泊料の節減か ?

 それにしてもお金のかかる納経所へなぜ行くのか? 経費300円必要なのに、八十八所も回ったら約3万円が必要

 分かった大先達輪袈裟で納経代無料でご接待をしてもらっているのだ!!

 巡礼者の手本となるように先達の称号を頂いているのに、この様ないかがわしい先達さんがいると思うと悲しくなってきます。

 寺のお杖立に錫杖付きの朱色の杖の忘れ物を見たことがあります、食事、トイレなどでは輪袈裟を外さなければならないのでその時の忘れ物、落し物が有ると思われます。

 この方は、見たところ顔も貧相であったので忘れ物、落し物を拾って首に掛け、大先達に化けて経費節減のため「超高速 ! 巡礼」しているのに違いがありません???!!!!!